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梅ひじきやおにぎり用に梅干しを刻もうとしたら、果肉の奥から硬い種がころんと出てくる。箸でつまむ? 包丁でこそげる? 数粒なら手作業、何個も続くなら専用器具、と先に決めると台所の手が止まりません。
梅干しの種は、果肉をどれだけ残したいかと、下処理する個数で外し方が変わります。メーカーや販売店の商品表示と農林水産省のレシピをもとに、手作業から種取り器まで、無理なく使い分けるポイントを整理します。
数粒なら果肉を開いて種を手で外す
おにぎり一個分など、梅干しが一、二粒なら、清潔な箸やスプーンで果肉を開き、見えた種を取り出してから刻む方法で足ります。農林水産省の梅ひじきレシピも、梅干しの種を取り除いてから小さく刻む手順です。(農林水産省・梅干しを使ったレシピ)
種の周りに果肉を残したくて刃先で強く削ると、道具が滑りやすくなります。包丁を使う場合は種を手に持ってこそげず、まな板へ置いて安定させる。少量なら、まず安全に手作業できるかで判断しましょう。
何粒も続けて処理するなら専用種取り器を候補にする
梅干しを何個もつぶして作り置きする、甘露煮や梅ジャムの仕込みで種を外す、といった日は専用器具が候補です。販売ページでは、タネトリ梅ヱ門は梅を割らずに種だけを取り出す器具として案内されています。梅の実を押さえて道具を操作する工程があるので、一粒だけのときに必ず早いと決めつけず、使う量と手入れの手間を比べます。(タネトリ梅ヱ門の商品説明)
果肉を残しておきたいか、梅をつぶしても構わないかも選ぶ分かれ目。器具の説明どおり、梅の大きさに合わせて先端部分を調整できるタイプかを購入前に確認します。
種取り器は梅の大きさに合わせて刃先を調整する
タネトリ梅ヱ門の説明では、実をヘタ側から持ち、種つかみの爪を深く差し入れてから握り、少し回して果肉と種を離します。爪の間隔は種より少し広く合わせ、ごく大きな梅では実の大きさを見て調整します。浅く差したまま強く握らないよう、使い始めに販売ページの図と注意を読んでおきましょう。(使用方法と注意)
梅干しは実の柔らかさや大きさが一定ではありません。強く握って無理に抜くのではなく、一粒ずつ状態を見ながら操作するのが基本です。初めて使うときは、仕上がりを気にしなくてよい料理用の梅から試すと、器具の動かし方を確認しやすくなります。
種を外したら用途に合わせて刻む・たたく
種を外した果肉は、おにぎりなら細かく刻む、梅ひじきならレシピどおり小さく刻んで加熱するなど、次に使う料理へ合わせます。農林水産省のレシピは梅干し一個から種を除いて五グラムを使う例を掲載しています。実の大きさで果肉量は変わるため、重さが必要な料理では種を取った後に量りましょう。(農林水産省・梅ひじき)
種に果肉が少し残ることがあります。無理に削って種を割るより、器具の説明で認められた範囲で果肉を取り、残りの使い方も商品ページの案内を確かめます。種の中身を食べる目的で割らず、種を取る作業と食べる部分を分けておくと迷いません。
使い終わった器具は水分を拭き取って安全に保管する
掲載商品には刃先の調整用レンチが付属し、使用後は水洗いして水気をよく拭き、子どもの手が届かない場所へ保管するよう注意が記載されています。先端に刃爪がある道具なので、梅肉が残っていないか確認し、濡れたまま引き出しへ戻さないこと。(商品のお手入れ・保管上の注意)
毎回数粒だけ使う家庭なら、洗いやすい箸やスプーンで足りるかもしれません。複数の梅を下処理する機会と、調整・洗浄・保管の手間が釣り合うかを見てから選ぶ。それが専用器具を眠らせない決め方です。
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