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梅干しを自分で漬けてみたいけれど、大きな容器や重い重石を用意するのは大変そう。農林水産省のページには、ストックバッグを使って、梅1kgから作る和歌山の梅干しの作り方が紹介されています。
この記事では、農林水産省の公式サイトの「うちの郷土料理」の「梅干し 和歌山県」、「にっぽん伝統食図鑑」の「和歌山の梅干し」、「昔ながらの保存食!梅干し」をもとに、ストックバッグで作る和歌山の梅干しについて5つのポイントで整理します。後半の、来年の梅の季節に向けて、ストックバッグ梅干しの準備をする手順は、この記事の提案です。
※この記事は、2026年10月時点で農林水産省の公式サイトに掲載されている内容をもとにしています。この記事は農林水産省のページに掲載されたレシピをもとにしています。レシピは地域・家庭によって違いがあります。衛生面に気をつけて作ってください。
ストックバッグで作る梅干しとは
和歌山のレシピ
農林水産省の「うちの郷土料理」では、和歌山県の梅干しの作り方として、ストックバッグを使う方法が紹介されています。レシピ提供元は和歌山県農業協同組合連合会とされています。
保存食としての紹介
「昔ながらの保存食!梅干し」のページでも、梅干しはストックバッグを使って簡単に作ることができると書かれています。梅の実を洗い、ストックバッグに入れて塩と梅をなじませ、重しをのせて仕込み、約1か月待ったら天日干しをして完成という流れです。
塩分20%
同じページでは、失敗しないコツは塩分20%を守ること、減らしてしまうと失敗することもある、と紹介されています。塩の働きによって長期保存が可能になるとも書かれています。
| 材料(1桶分) | 分量 |
|---|---|
| 黄色い(熟した)梅 | 1kg |
| 粗塩 | 200g |
| ストックバッグ | 2枚 |
| 焼酎(またはお酢) | 適量 |
| 重石 | 1kg(梅と同じ重さ) |
下ごしらえ
梅を洗う
作り方の1番目は、梅を軽く水洗いし、よく水気を切ることです。
袋を消毒
2番目に、ストックバッグの内側を焼酎(35度以上)やお酢で消毒すると書かれています。
厚手の袋を使う
液漏れを防ぐため、大手メーカーの厚手のストックバッグを使うよう注意が添えられています。
塩と梅を合わせる
袋の中で混ぜる
ストックバッグの中で塩と梅を混ぜ、まんべんなくなじんだら、袋の空気を抜いて口をしっかり閉めると書かれています。
2重にして平らに
ストックバッグを2重にし、均等に重さがかかるように平たく受け皿に並べ、その上に重石をのせます。
受け皿の理由
受け皿を使うのは、液漏れの恐れがあるためと説明されています。
ストックバッグ梅干し 5つのポイント
1. 梅1kgに塩200g
材料は黄色く熟した梅1kgに粗塩200gです。
2. 袋は焼酎やお酢で消毒
ストックバッグの内側を焼酎(35度以上)やお酢で消毒します。
3. 2重にして重石
袋を2重にし、梅と同じ重さの重石をのせます。
4. 2~3日で重石を外す
2~3日程度で梅酢があがってきたら重石を外します。
5. 約1か月後に天日干し
仕込み後約1か月で漬け込みは終わり、晴れが3~4日続く日を選んで天日干しします。
5つのポイント早見表
| ポイント | 農林水産省の公式サイトの案内 |
|---|---|
| 梅1kgに塩200g | 梅1kgに粗塩200g |
| 袋は焼酎やお酢で消毒 | 35度以上の焼酎かお酢で消毒 |
| 2重にして重石 | 2重の袋に1kgの重石 |
| 2~3日で重石を外す | 梅酢があがったら外す |
| 約1か月後に天日干し | 1か月後に3~4日干す |
梅酢があがったら
2~3日程度
2~3日程度で梅酢があがってくるので、重石をはずすと書かれています。
空気を抜く
空気が出てきたら、適時空気を抜き、ストックバッグの口はしっかり閉めるとされています。
職員の挑戦
「昔ながらの保存食!梅干し」のページでは、農林水産省の職員がこの方法で自宅での梅干し作りに挑戦した様子も紹介されていて、6月9日に漬け、6月22日には梅酢が順調に出てきたと書かれています。
天日干しのタイミング
約1か月で漬け込み終了
仕込み後約1か月で漬け込みは終了し、そのまま漬け込んでいても大丈夫と書かれています。
晴れが続く日を選ぶ
天気が3~4日程度続くのを見計らって天日干しすると説明されています。
まんべんなく日に当てる
太陽にまんべんなく当てるのがポイントとされています。
| 手順 | 目安 |
|---|---|
| 仕込み | 梅と塩を袋で混ぜ、重石をのせる |
| 梅酢があがる | 2~3日程度で重石を外す |
| 漬け込み終了 | 仕込み後約1か月 |
| 天日干し | 晴れが3~4日続くとき |
和歌山の梅干しの製造方法
収穫したその日に
「にっぽん伝統食図鑑」の「和歌山の梅干し」では、収穫後、選果した梅はその日のうちに塩で30日間程漬け込むと書かれています。
夏場に3~4日
その後、夏場の日光に3~4日間程度干し、干し上がった梅を洗浄、選別して、好みの味で漬け込むとされています。
減塩の梅干し
近年は減塩志向の高まりにより、塩分10%以下の甘みのある梅干しが多く生産されていると紹介されています。
和歌山と梅の歴史
安藤直次の奨励
「うちの郷土料理」では、紀州藩田辺領の城代家老・安藤直次が、やせ地に自生していた「やぶ梅」に注目して栽培を推奨したのが、本格的な梅栽培のはじまりとされていると書かれています。
南高梅の品種登録
大粒で肉厚な現在の「南高梅」は、昭和40年(1965年)に、長年の優良系統探索の末に選抜され品種登録されたものと説明されています。
全国の約6割
和歌山県の梅生産量は全国の約6割を占め、みなべ町と田辺市が県全体の約8割を占めているとされています。
土用干しの梅を蓄える
かつては、土用干しした梅をその年に食べる分だけ梅酢に漬け、残りは蔵に保存して、災難時などに非常食として食べる慣習があったと紹介されています。
保存食として常備する
災害直後の食事
「昔ながらの保存食!梅干し」では、災害直後の食事は炭水化物に栄養が偏りがちなので、先人の知恵である昔ながらの保存食を見直してみてはと呼びかけています。
バリエーションの多さ
梅と塩だけの梅干しをはじめ、甘めのものや塩分控えめのものなど、バリエーションが多いことも魅力の一つと紹介されています。
日頃から食べる
日頃から食べやすく、いざという時にも役立つ梅干しを常備してみてはいかがでしょう、と書かれています。普段の食事で食べながら、少しずつ買い足していく形なら続けやすそうです。
旬の漬物
旬の野菜や果物で、時季に合った漬物を作っていくのも良いですね、とも添えられています。
梅干しの食べ方
ご飯やおにぎりに
「にっぽん伝統食図鑑」では、ご飯のお供やおにぎりの具材、お茶請けなどで日常的に食されることが多いと紹介されています。
料理の調味に
梅和えや梅煮など、様々な料理の調味食材として使用されることが増えているとも書かれています。
青魚の煮付け
「うちの郷土料理」では、青魚を煮付ける際に1粒か2粒入れると魚の臭みが抜けると紹介されています。
おかゆやお酒に
おかゆに加えたり、お酒に割り入れたりと、好みに応じた食べ方ができるとされています。
| 食べ方 | 紹介されている例 |
|---|---|
| そのまま | ご飯のお供、おにぎりの具材、お茶請け |
| 料理に | 梅和え、梅煮、青魚の煮付け |
| ほかに | おかゆ、お酒に割り入れる |
作る前に確かめたいこと
レシピは家庭ごとに違う
「うちの郷土料理」には、レシピは地域・家庭によって違いがあると注記されています。
液漏れへの備え
袋を2重にして受け皿にのせるのは液漏れの恐れがあるためなので、置き場所は汚れても拭きやすい場所を選ぶと安心です。
塩分の調整は食べる前に
塩分が気になる場合は、仕込みの塩を減らすのではなく、食べる前に塩抜きするのがおすすめと紹介されています。
来年の梅の季節に向けて、ストックバッグ梅干しの準備をする手順
ここからは、農林水産省の公式サイトの案内をもとにした、この記事の提案です。
ここで挙げるのは、農林水産省のレシピをもとにした準備の例です。
道具を先にそろえる
厚手のストックバッグ、受け皿、1kgの重石、35度以上の焼酎かお酢を、梅の季節の前に用意しておきます。
梅は黄色く熟したもの
材料は黄色い(熟した)梅とされているので、買うときに熟し具合を見ておきましょう。梅1kgが基準の分量なので、初めてなら1kgから始めると材料の計算もしやすくなります。
塩は量って
梅1kgに対して粗塩200gを量ります。塩分を減らすと失敗することもあると紹介されているので、自己流で減らさないのが安心です。
干す日の天気を見る
仕込みから約1か月後、天気予報で晴れが3~4日続く日を探します。
よくある質問
梅1kgに塩はどれくらい?
和歌山県のレシピでは、粗塩200gとされています。
塩を減らしてもいい?
「昔ながらの保存食!梅干し」では、塩分20%を守るのがコツで、減らすと失敗することもあると紹介されています。塩分が気になる方は、食べる前に塩抜きする方法がすすめられています。
重石はどれくらい?
梅と同じ重さの1kgとされています。
何日干す?
天気が3~4日程度続くのを見計らって天日干しすると書かれています。
袋の消毒には何を使う?
ストックバッグの内側を焼酎(35度以上)やお酢で消毒すると書かれています。
どんな袋を使う?
液漏れを防ぐため、大手メーカーの厚手のストックバッグを使うよう案内されています。
漬けたままでもいい?
仕込み後約1か月で漬け込みは終了し、そのまま漬け込んでいても大丈夫と書かれています。
和歌山の梅の生産量は?
和歌山県の梅生産量は全国生産量の約6割を占めると紹介されています。
南高梅はいつ生まれた?
昭和40年(1965年)に選抜され品種登録されたと説明されています。
ストックバッグなら、梅1kgから和歌山の梅干しを漬けられる
農林水産省のページで紹介されている和歌山のレシピは、梅1kgに粗塩200g、厚手のストックバッグと1kgの重石で作れます。2~3日で梅酢があがったら重石を外し、約1か月後、晴れが続く3~4日に天日干しします。来年の梅の季節に向けて、道具と手順を確かめておきましょう。